冬季はダガーやエアースコップによる土壌改良工事が多くなります。
35年以上前の機械を大事に使っているのが珍しいのか、最近ダガー工事依頼が増えてきました。
私見で比較をすると、
・土壌改良効果 ダガー<エアースコップ
・工数(人工数)ダガー<エアースコップ
・機材スペース ダガー<エアースコップ
・コスト ダガー<エアースコップ
・粉塵の量 ダガー<エアースコップ
・騒音 ダガー>エアースコップ
簡単にまとめると、
エアースコップでの土壌改良工事の方が確実にダガーより効果がありますが、
使用する場合は重機併用、コンプレッサースペースが必要、対粉塵で養生が必要で
当然人工数も多くなり、コストも掛かってきます。
その点、ダガーでの土壌改良工事はエアースコップほど効果は高くないものの、
打ち込む機器とコンプレッサーが1セットになっているので非常に簡便です。
その代わりエンジンが古い機械なのでうるさいです。
樹木を管理されている方からすると、『とにかく樹木が弱ってきているのでなんとかしたい』『でも、土壌改良で何をすれば良いのか分からない』『予算もあるので・・・・』といったケースは多かろうと思います。
その場合、お金に糸目つけず全ての樹木に全部土壌改良することが出来れば良いのでしょうが、なかなかそんなわけには参りません。
何を優先すべきかのかを業務を請け負う業者さんと相談してください。
弱った樹木を復活させるのはかなりコストが掛かります。
その上で予算に応じて『とりあえずお試しでコストのあまり掛からないダガーにする』もよし、『しっかり予算がついたからエアースコップにしよう』等と判断出来るはずです。
かど松では土壌改良工事のご相談を承っております。
何かございましたらお気軽にご相談下さいませ。
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