本日は雨の中、突貫工事のお手伝いに行きました。橋本の分譲住宅3棟に樹木を新植する工事で、急遽昨晩お世話になってる造園会社社長から「手伝ってくれないか?」と打診があったのです。普段、植栽管理が中心で活動していると工事は非常に面白いし遣り甲斐があります。初めてお会いする方と1日一緒に働くこともしばしば、非常に刺激になるんです。
余談で個人的な意見を述べさせていただければ「造園業界の方は皆不思議と温和で優しい」と感じています。花や樹木を愛でる仕事柄なのでしょうか?そして不思議と皆さんギャンブルをしない(笑) 私はこれまで結構色々な業界を渡り歩いて造園業に落ち着いているのですが、ギャンブルをしない・温和で優しい・・・・これに付け加えて高収入だったらさぞかし女性からみて理想の結婚相手ではないかと常々思っているのですが、残念ながら造園業はITや商社と違ってボロ儲けが出来る業種ではありません(泣)でも、若い職人にとって頭も身体も感性も使う魅力的な仕事だと思っています。少しずつ変えていきたいなぁ・・・・とひっそり誓ってます。今日も職人さんが多数集まっていたのですがほんわかした雰囲気でストレスフリーな現場でした。
さて、その工事。3mクラスの樹木を20本、同数の中低木、1200ポットの地被類。10人前後で清々と作業をしてまいりました。作庭は職人さんの個性が出ます。基本的な最低限のルールはどこも一緒なのですが、今の流行りを意識した樹木の選び方やコンセプト、また四季折々で変化をどうつけていくのか?これはデザイナーだけでなく提案する職人さんの個性が如実に出るところでしょう。勿論、「自分ならこうする」というものはありますが、他の同業他社と一緒に仕事をすることは「この材料をこんな風に使うんだ!」とか色々発見があって非常に勉強になりますし楽しいものなのです。
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