場所柄、重機の入らないところでの抜根をしたのですが、単純計算で7時間くらいかかりました。※伐採と抜根では音が似ていても全く工種が違いますのでご注意下さい。
今回の株元の直径は650mm!!! これだけあると流石にこたえますね。
この場所はまだ良い方です。
場所によっては水道管等の配管が絡んでいたりすると全て手掘りとなります。
その辺の事情をご存じない方ほど『根っこって抜くだけじゃないの?』とおっしゃるので・・・・苦笑
重機でやれば大したことなくとも、レバーブロックとスコップでの作業ですとかなりの労力を強いられます。
でも、たまには良いもので、これって結構全身運動なんですよ。
腹筋が鍛えられるんですwww
実際のご要望の中で、伐採・伐根したあとに木を植えたい場合などは要注意です。
家の図面は残っていても地面の中の配管は図面自体存在しなかったり、存在してもあまりアテになりません。※良い意味で《いい感じ》に職人さんは配管するものですから・・・・
実は私は一度だけ水道配管のジョイントを外してしまって漏水事故を前職でやらかしています。
その時は近くに知り合いの水道屋さんがたまたま居てくれたため大事には至りませんでしたが、流石に慌てましたね。
バールで確認しながら配管の有無を確認しつつ抜根していたのですが、ちょうど水道配管がクランクになってる場所に樹木の根が絡んでいたのです。
あれは流石に気づけませんでしたが、勉強になりました。
今では必ず周りの土を、面倒で体力を消耗しようとも全部掘ります。
その手間を省かなければ早々事故にはなりません。
そんな手探りな状況での手掘り作業となりますので抜根は決してお安くありません。
※配管が無いのが確実で重機で出来る場所であればお安く出来ます。
配管が絡みそうな場所ほどケチって無理すると漏水等トンデモナイ出費に成りかねません。
抜根に関しては特に『安かろう、悪かろう』だと後で泣くことが多いですね。
かど松では伐採の他、抜根も承っております。何かお困りのことがございましたらいつでもお問い合わせ下さい。
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