コウヤマキ

マキは成長が遅い樹木なので、ついつい『今年はいっか・・・・』となりやすく、いつの間にか収拾つかない大きさになってしまう典型ではないでしょうか?他のババーンと伸びる樹木は手を入れないわけにはいかないのですけどね。下の画像のお客様は数年放って置いたとのことでした。定期的な剪定と何が違うと言えば、≪高さを抑えたいのに芯が何本もある≫≪徒長枝が太く成り過ぎている≫≪モサモサなので新しい枝がどんどん下から下から出てくる≫≪剪定クズが大量に出て処分費が跳ね上がる≫等でしょうか、色々問題が発生してきます。
成長を抑えるためには≪芯を止める=主幹を切除し栄養の流れを脇に逸らせて高さが出ないようにする≫のですが、その主幹以外もめちゃくちゃ太くなっているし、しかも密接して生えてしまっているので作業がしづらくなります。
また、徒長枝なら切除すれば良いってものでもなくて、不必要だから外さねばならないのは分かっているものの、一気に全部外してしまうと『穴が開いてしまう』ので様子を見ながら外さねばなりません。また良い枝(枝ぶりが良いものや、方向が望ましい枝)が伸びてきたら不要な枝を改めて外すことになります。

あと、地味に問題になるのは全体的に下から下から枝が出てくるのでだらしない印象が否めません。庭木は下から見上げて枝ぶりを楽しむものだと思いますので、忌み枝である下枝は基本的には外しますがそれを全部やってしまうとスカスカになってしまいます。これも致し方なく最小限に留め、次回以降に改めて外すことになります。
今回の作業では、高さを出来るだけ下げ、隣地や電柱に絡まないようにして、次回以降に微調整していくプランです。

個人的にマキは非常に好きな樹木なので、お金儲けとは関係なく出来れば定期的に手を入れさせてもらいたいなぁ・・・・ ちゃんと手入れさえしていれば本当に素敵な樹木なんですから。

庭なら かど松

「あの家いいな」「このマンション素敵・・・・」と感じる時、 ≪庭≫に目がいきませんか? そう、実は外観(エクステリア)は【資産価値】に直結します。  その資産価値の高さは【適切な管理】があってこそです。 家族と友人と、ちょっと庭を眺められたら・・・・ 仕事帰り・買い物帰りに我が家を見て、ちょっとニヤけてほしい。 ≪≪皆様の要望以上に応えたい≫≫がモットーのかど松です。

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